詩篇1:6
まことに正しい者の道は【主】が知っておられ
悪しき者の道は滅び去る。
正しい者たちの歩みは、得てして人からの称賛を受けることなく、むしろ非難を受けることが多い。しかし、決して主は一人ひとりの善行を忘れてはおられない。
「わたしの弟子だからということで、この小さい者たちの一人に一杯の冷たい水でも飲ませる人は、決して報いを失うことがありません(マタイ10:42)。」
この「知る」という言葉は、私たちを覚えておられるという意味と、もう一つ「一体となる」という意味がある。すなわち、インマヌエル(神が私たちとともにおられる)である。主がどんなときにもそばにおられるので、助けと守りと救いが与えられるのである。
一方、「滅び去る」という言葉は、色んな意味で用いられる。ここでは、無駄に終わるとか滅びに至るという方向性を示している。他のところでは、失望や挫折、道に迷うなどにも用いられ、新約聖書においては永遠の刑罰に用いられる。
いずれにしても、神と結び合わされなければ、永続的な平安、恵み、救いは得られないのである。
「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないのです(ヨハネ 15:5)。」
<祈り>
私たちに、主イエスを通して神とつながる道を示してくださりありがとうございます。なおも信仰をもって主とともに歩みます。
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